アフリカの物価しらべシリーズ:住居、電気、ガス、水道編

今回はアフリカの住居費・光熱水費の物価についてです。

データの制約上、住居費と光熱水費をまとめた平均物価となります。

アフリカ各国の住居費・光熱水費の物価ランキング

早速ですが以下は、日本と基準(日本=1.0)としたときの2017年のアフリカ各国の住居費・光熱水費の物価指数(PLI)ランキングになります。

出典:ICP2017

なお、物価指数(PLI)の詳細については以下の記事をご覧ください。

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住居費・光熱水費が高いガボン

住居費・光熱水費がもっとも高い国はガボンで、日本の0.47倍です。

ガボンは人口180万人程度の中央アフリカの小国で、コンゴとカメルーンに接しています。

JICA によると

ガボンは、石油、マンガン、鉄等の鉱物資源及び良質の森林資源に恵まれ、2010年においてはGDPの46.4%を石油産業が占め、アフリカ諸国中、最も所得水準の高い国の1つとなっています。

と説明されているとおり、資源国であるため一人当たりGDPもアフリカでは赤道ギニア、セーシェルに次ぐ第3位となります。(他の国の一人当たりGDPについてはこちら⇒アフリカの経済を知りたい人へ。アフリカ54ヵ国の経済規模をざっくり解説!

 

一人当たりGDPが高いため、物価にも影響しているものと考えられます。

 

なお、先日ガボンの新型コロナ感染状況についてまとめましたので、よろしければそちらもご覧ください。

 

 

住居費・光熱水費の安いエジプト

アフリカで住居費・光熱水費がもっとも安い国はエジプトで、日本の0.06倍です。

エジプトはアフリカでもっとも平均物価が安い国ですが、レストラン・ホテルについてもアフリカでもっとも安い国です。

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せかいじゅうライフというサイトによると

アパートは中流層が住む場所で、家具付き、100平米以上の物件が30,000円前後

と紹介しています。とても魅力的な値段ですね。

 

さいごに

アフリカ諸国は総じて住居費・光熱水費は安く、日本の半分以下の費用で済むそうです。

ただし、今回用いている経済データ(国際比較プログラム:ICP)はあくまで推計値ですので、実際に移住などを検討の際は、専門の業者とご相談ください。

 

 

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