2022/10/23時点マリの新型コロナ感染者状況とGDPへの影響

今回はマリの新型コロナの感染状況について簡単に整理します。

 

マリの基本情報

マリはアフリカ西部に位置する内陸の国です。

マリの人口は2016年時点で約1,800万人とアフリカで平均的よりやや人口の多い国です。

人口密度は15人/km2とアフリカ平均の40人/km2の半分以下です。

 

一人あたりGDPは2016年時点で2,100ドルとアフリカ平均の5,000ドルの4割程度です。

アフリカ諸国の基本的な経済指標については以前まとめていますので、そちらを参照してください。

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また、アフリカ諸国間のGDP成長率の相関については、以下をご覧ください。

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新規感染者数と死亡者数

以下は新型コロナの過去1週間移動平均の新規感染者数と死亡者数の推移です。

マリでは現在感染者数および死亡者数は抑えられています。

出所:Our World in Data

累計感染者数と死亡者数

以下は新型コロナの100万人あたりの累計感染者数と死亡者数の推移を表しています。

ここでは参考国として、日本、アメリカ、ブラジル、イギリス、インドを並記しています。

出所:Our World in Data

マリの直近の100万人あたり累計感染者数は1,500人となっています。

これは、日本の17.7万人、アメリカの28.8万人、ブラジルの16.2万人、イギリスの35.5万人、インドの3.2万人に比べて低位水準です。

 

一方、100万人あたりの累計死亡者数については34人となっています。

参考国である日本372、アメリカ3,168人、ブラジル3,208人、イギリス3,099人、インド376人に比べると感染者数と同様に低位水準です。

 

累計ワクチン接種者数

以下は100人あたりの累計のワクチン接種者数を表しています。

出所:Our World in Data

マリの直近の100人あたり一回目累計ワクチン接種者数は11人、2回目累計接種者数は9人です。

一方、参照国の2回目累計ワクチン接種者数は日本83人、アメリカ68人、ブラジル80人、イギリス75人、インド67人と比べてもワクチン接種は遅れています。

 

GDPへの影響

最後にGDPへの影響を確認します。

国際通貨基金(IMF)は経済見通しについて”World Economic Outlook Reports (WEO)”にて年に数回公表しています。

以下の表は2019年10月レポート以降のGDPの見通しの推移をまとめています。

% 2018 2019 2020 2021 2022 2023
マリ WEO: Oct 2019 4.7 5.0(p) 5.0(p)
WEO: Apr 2020 5.1 1.5(p) 4.1(p)
WEO: Oct 2020 5.1 -2.0(p) 4.0(p)
WEO: Apr 2021 4.8 -2.0(p) 4.0(p) 6.0(p)
WEO: Oct 2021 -1.6 4.0(p) 5.3(p)
WEO: Apr 2022 3.1 2.0(p) 5.3(p)
WEO: Oct 2022 3.1 2.5(p) 5.3(p)
日本 WEO: Jan 2021 0.3 -5.1(e) 3.1(p) 2.4(p)
WEO: Apr 2021 -4.8 3.3(p) 2.5(p)
WEO: Jul 2021 -4.7 2.8(p) 3.0(p)
WEO: Oct 2021 -4.6 2.4(p) 3.2(p)
WEO: Jan 2022 -4.5 1.6(e) 3.3(p) 1.8(p)
WEO: Apr 2022 1.6 2.4(p) 2.3(p)
WEO: Jul 2022 1.7 1.7(p) 1.7(p)
WEO: Oct 2022 1.7 1.7(p) 1.6(p)

注:(e)は推計、(p)は予測を表す。違いは公表時点で対象期間が終わっているかどうかで決まります。

 

直近の見通しではマリの2022年と2023年は2.5%、5.3%と見込まれています。

 

 

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