2022/06/20時点チュニジアの新型コロナ感染者状況とGDPへの影響

今回はチュニジアの新型コロナの感染状況について簡単に整理します。

 

チュニジアの基本情報

チュニジアはアルジェリアとリビアの間に位置する北アフリカの国です。

 

チュニジアの人口は2016年時点で約1,100万人とアフリカでは平均的な規模の国です。一方、人口密度は70人/km2とアフリカ平均の40人/km2の2倍近いです。

 

一人あたりGDPは2016年時点で11,500ドルとアフリカ平均の5,000ドルの2倍以上とアフリカでは比較的裕福な国です。

アフリカ諸国の基本的な経済指標については以前まとめていますので、そちらを参照してください。

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また、アフリカ諸国間のGDP成長率の相関については、以下をご覧ください。

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新規感染者数と死亡者数

以下は新型コロナの過去1週間移動平均の新規感染者数と死亡者数の推移です。

チュニジアでは現在感染者数および死亡者数は抑えられています。

出所:Our World in Data

累計感染者数と死亡者数

以下は新型コロナの100万人あたりの累計感染者数と死亡者数の推移を表しています。

ここでは参考国として、日本、アメリカ、ブラジル、イギリス、インドを並記しています。

出所:Our World in Data

チュニジアの直近の100万人あたり累計感染者数は8.8万人となっています。

これは、日本の7.3万人、アメリカの25.9万人、ブラジルの14.8万人、イギリスの33.1万人、インドの3.1万人に比べると中位水準です。

 

一方、100万人あたりの累計死亡者数については2,401人となっています。

参考国である日本246人、アメリカ3,044人、ブラジル3,127人、イギリス2,636人、インド377人に比べる比較的高い水準です。

 

累計ワクチン接種者数

以下は100人あたりの累計のワクチン接種者数を表しています。

出所:Our World in Data

チュニジアの直近の100人あたり一回目累計ワクチン接種者数は61人、2回目累計接種者数は53人です。

一方、参照国の2回目累計ワクチン接種者数は日本79人、アメリカ62人、ブラジル67人、イギリス70人、インド44人であり、他の国と比べても同水準に位置しています。

 

GDPへの影響

最後にGDPへの影響を確認します。

国際通貨基金(IMF)は経済見通しについて”World Economic Outlook Reports (WEO)”にて年に数回公表しています。

以下の表は2019年10月レポート以降のGDPの見通しの推移をまとめています。

% 2018 2019 2020 2021 2022 2023
チュニジア WEO: Oct 2019 2.5 1.5(p) 2.4(p)
WEO: Apr 2020 1.0 -4.3(p) 4.1(p)
WEO: Oct 2020 1.0 -7.0(p) 4.0(p)
WEO: Apr 2021 -8.8(e) 3.8(p) 2.4(p)
WEO: Oct 2021 -8.6 3.0(p) 3.3(p)
WEO: Apr 2022 3.1 2.2(p) n.a.
日本 WEO: Jan 2021 0.3 -5.1(e) 3.1(p) 2.4(p)
WEO: Apr 2021 -4.8 3.3(p) 2.5(p)
WEO: Jul 2021 -4.7 2.8(p) 3.0(p)
WEO: Oct 2021 -4.6 2.4(p) 3.2(p)
WEO: Jan 2022 -4.5 1.6(e) 3.3(p) 1.8(p)
WEO: Apr 2022 1.6 2.4(p) 2.3(p)

注:(e)は推計、(p)は予測を表す。違いは公表時点で対象期間が終わっているかどうかで決まります。

直近の見通しではチュニジアの2022年は2.2%と見込まれており、2023年についてはn.aとなっています。

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