セーシェルの産業構造:GDPシェア、GDP寄与度について

今回はセーシェルの産業構造を確認します。

 

セーシェルの基本情報

セーシェルはインド洋に浮かぶ島国でアフリカでは有数のリゾート地で知られています。そのためホテルやレストランの物価はアフリカでも著しく高いです。

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セーシェルの人口は2016年時点で約10万人とアフリカではもっとも人口の少ない国です。

一方、国土もアフリカでもっとも狭いため、人口密度は211人/km2とアフリカ平均の40人/km2の5倍以上であり、アフリカでも5番目に密度の高い国です。

 

一人あたりGDPは2016年時点で27,000ドルとアフリカ平均の5,000ドルの5倍以上あり、アフリカでは2番目に高くなっています。

アフリカ諸国の基本的な経済指標については以前まとめていますので、そちらを参照してください。

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産業別GDP構成比

早速ですが、以下はセーシェルの1992年から2019年までの産業別のGDP構成比の推移を表します。

出所:UN “The National Accounts Main Aggregates Database”

 

セーシェルでもっとも規模の大きい大きい産業は7.サービスで、一国全体の30-50%を占めています。ここには、病院や教育といった公的サービスも含まれており、観光で有名なこの国の豊かな税収は国民へのサービスに還元されています。

直接的に観光業に関する5.商業・レストラン・ホテルはGDPの20-30%を占めています。

 

また、土地が少ないため食料品の多くを輸入に頼っていることにより1.農業のシェアは5%以下と僅かな規模となっています。

 

産業別GDP寄与度

以下はGDPにおける産業別寄与度を表しています。

出所:UN “The National Accounts Main Aggregates Database”に基づく推計値

セーシェルは2000年代前半を除き4-6%と比較的安定的な経済成長を遂げています。経済成長の主な要因は6.運輸・通信や7.サービスであり、特に1990年代後半は3.製造業、2005年以降は5.商業・レストラン・ホテルが大きな役割を果たしています。

 

さいごに

セーシェルの産業構造についてまとめると以下のとおりです。

  • 経済のもっとも多くを占める産業は7.サービスと5.商業・レストラン・ホテルで合わせて一国全体の70%ほど
  • 経済成長の主な要因は6.運輸・通信や7.サービス。また1990年代後半は3.製造業、2005年以降は5.商業・レストラン・ホテルも主な要因

引き続き他の国についても調べていきます。

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