ザンビア | Country Snapshot | AKI

Country Snapshot — ZMB

国旗 ザンビア

Republic of Zambia | 南部アフリカ | 英語圏

南部アフリカ🌐 英語圏⚠️ レベル1(ルサカ等)、コンゴ国境付近レベル2:十分注意

最終更新:2026年4月 | データ基準年:2024〜2025年

01カントリープロファイル
首都
ルサカ(Lusaka)
面積
752,618 km²
独立年
1964年(英国から独立)
公用語
英語
主要宗教
キリスト教(国教)約97%
通貨
ザンビア・クワチャ(ZMW)
政体
大統領制共和国
現国家元首
大統領:ハカインデ・ヒチレマ(2021年〜)
次回選挙(予定)
2026年8月13日予定(次期総選挙)
渡航・安全(外務省危険情報)
レベル1(ルサカ等)、コンゴ国境付近レベル2:十分注意
渡航・アクセス
要ビザ(KAZA UniVisaまたはe-Visa)
なし(エチオピア航空・エミレーツ等乗継)。東京から所要約18〜22時間(乗継1〜2回)

📎 基礎情報の詳細・最新の危険情報は 外務省 ザンビア基礎データ →

02日本との接点
少数(資源・商社系)
日系進出企業数
あり(有償・無償・技術協力)
ODA累計実績(贈与・借款)
ZMB→日:15.3億円、日→ZMB:147.8億円
対日輸出(→日本)

AKI — 日本企業の文脈

在ザンビア日本国大使館(ルサカ)とJICAザンビア事務所が設置されており、日本の関与基盤は整っている。銅・コバルトの主要産出国として、日本の製造業(電子・自動車)のサプライチェーンとの戦略的つながりがある。ODA累計は農業・インフラ・保健分野で継続的な支援が実施されている。英語公用語で、比較的安定した民主主義の歴史を持つが、2020年に国家債務デフォルトを経験した財政的脆弱性が課題。

対日主要輸出品目
銅、コバルト
在外公館
あり(在ザンビア日本国大使館:ルサカ)
JICA事務所
あり(ザンビア事務所:ルサカ)
租税条約(日本と)
なし
投資協定(日本と)
署名済み、発効確認要(2025年2月6日署名)
TICAD参加歴
参加対象国(TICAD VIII:2022年チュニジア開催)
03ビジネス環境の客観評価
腐敗認識指数(CPI)
Transparency International
2025年版
スコア37/100
99位/182カ国中(2025年版。前年比-2点)
スコアが低いほど腐敗が深刻。アフリカ平均(約33点)と比較して評価すること。贈収賄・不透明な行政手続きに対するリスク管理が必要。進出前に現地の法務・会計専門家との協議を推奨する。
経済自由度指数
Heritage Foundation
2025年版
33点
Mostly Unfree、142位
規制の予測可能性・財産権保護・ビジネスの自由度を総合評価する指標。スコアが高いほどビジネス環境が整備されている。制度・規制面のリスクをビジネス計画に織り込む参考となる。
電力アクセス率
World Bank WDI
2023年
42%(2022〜2023年)
アフリカ平均:約57%(参考)
電力アクセス率が低い国では自家発電設備(発電機)の確保が実務上の前提条件となる場合が多い。停電リスクとランニングコストへの対応を事業計画に組み込むこと。
インターネット普及率
World Bank / ITU
2023年
33%
モバイル経由が主体
モバイル経由のインターネット普及が多くの国で進んでいる。デジタル決済・フィンテックの浸透度と合わせて、市場のデジタル化水準の参考指標として活用できる。
人間開発指数(HDI)
UNDP
2025年版
0.569
人的資源・教育水準・保健環境を総合した人間開発の指標。スコアが高いほど人材確保・労働力の質が高い傾向にある。採用・組織構築の計画策定に参考とすること。
04税制・送金の実務壁
法人税率(標準)
30%
VAT(付加価値税)
16%
源泉税(配当・非居住者)
20%
租税条約なし。軽減措置なし。
利益送金HIGH
外貨規制HIGH
資本取引規制HIGH
配当送金の実務HIGH

AKI — 税制・送金の実態

詳細な税制データは不明だが、クワチャは変動相場制で近年の通貨下落が外貨環境を圧迫している。2020年の債務デフォルト(2023年に再編完了)の影響が外貨環境に残っており、利益送金の実務上の障壁についての最新情報確認が必要。銅・コバルト採掘業への参入では採掘権・現地化要件(ザンビア人雇用・現地調達)・鉱業税体系の確認が財務計画の前提。

05実務情報
タイムゾーンUTC+2(日本との時差: −7時間)
電圧・プラグ形状230V/50Hz、Type C・G(丸2ピン・英国型)
国際電話国番号+260
主要空港(IATA)LUN(ケネス・カウンダ国際空港・ルサカ)
運転ルール左側通行
日本人学校なし
06AKIの見立て

日本企業にとってのザンビア — 2025年時点の評価

銅の世界有数の産出国(世界7位前後)として、脱炭素・EVシフトに伴う銅・コバルト需要増大の恩恵を受けるポジションにある。英語公用語・民主主義の歴史・JICAの豊富な関与実績が日本との関係の土台となっている。ただし2020年の債務デフォルト・通貨下落・財政制約が短期的な経済環境を制限している。

銅・コバルトの資源調達(EVバッテリー・電子機器)での日本との戦略的接点は大きく、鉱業サービス・農業(大豆・トウモロコシ)・インフラ分野での参入可能性がある。財政再建の進捗を確認しながら、中期的な参入に向けた準備を進める優先度の高い資源国の一つ。

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