カーボベルデ | Country Snapshot | AKI

Country Snapshot — CPV

国旗 カーボベルデ

Republic of Cabo Verde | 西アフリカ(大西洋島嶼国) | 葡語圏(CPLP加盟)

西アフリカ(大西洋島嶼国)🌐 葡語圏(CPLP加盟)⚠️ レベル1(全域):十分注意

最終更新:2026年4月 | データ基準年:2024〜2025年

01カントリープロファイル
首都
プライア(Praia)
面積
4,033 km²
独立年
1975年(ポルトガルから独立)
公用語
ポルトガル語(公用語)、カボベルデ・クレオール語(国語)
ビジネス言語:ポルトガル語
主要宗教
キリスト教 約95%(カトリック主体)
通貨
カーボベルデ・エスクード(CVE)
政体
半大統領制共和国
現国家元首
大統領: ジョゼ・マリア・ネベス(2021年11月就任)
次回選挙(予定)
2026年11月15日予定(大統領選)
渡航・安全(外務省危険情報)
レベル1(全域):十分注意
渡航・アクセス
不要(観光・短期90日以内ビザ免除)
なし(全路線乗継)。主な経由地:リスボン(TP)・パリ(AF)。東京から所要約22〜27時間(乗継1〜2回)

📎 基礎情報の詳細・最新の危険情報は 外務省 カーボベルデ基礎データ →

02日本との接点
約131億円(2003年度末時点)
ODA累計実績(贈与・借款)
極小(1億円未満推定)
対日輸出(→日本)

AKI — 日本企業の文脈

在セネガル日本国大使館が兼轄し、JICA常駐事務所・日系進出企業ともになし。ODA実績は過去に約131億円(2003年度末)。対日貿易は極小規模。ユーロにペッグ固定されたエスクードは通貨安定性が高く、アフリカでも稀な安定的マクロ環境を持つ。観光・漁業・サービス業が経済の中心で、ITやリモートワーク拠点としての潜在性が注目されている。

対日主要輸出品目
水産物(マグロ等)、塩(対日輸出はほぼなし)
在外公館
なし(在セネガル日本国大使館が兼轄)
JICA事務所
なし
租税条約(日本と)
なし
投資協定(日本と)
未締結
TICAD参加歴
参加対象国(TICAD VIII:2022年チュニジア開催)
03ビジネス環境の客観評価
腐敗認識指数(CPI)
Transparency International
2025年版
スコア62/100
順位35位/180カ国中
スコアが低いほど腐敗が深刻。アフリカ平均(約33点)と比較して評価すること。贈収賄・不透明な行政手続きに対するリスク管理が必要。進出前に現地の法務・会計専門家との協議を推奨する。
経済自由度指数
Heritage Foundation
2025年版
40位/176カ国中
概ね自由(Moderately Free)
規制の予測可能性・財産権保護・ビジネスの自由度を総合評価する指標。スコアが高いほどビジネス環境が整備されている。制度・規制面のリスクをビジネス計画に織り込む参考となる。
電力アクセス率
World Bank WDI
2023年
98.6%
アフリカ平均:約57%(参考)
電力アクセス率が低い国では自家発電設備(発電機)の確保が実務上の前提条件となる場合が多い。停電リスクとランニングコストへの対応を事業計画に組み込むこと。
インターネット普及率
World Bank / ITU
2023年
69.8%
モバイル経由が主体
モバイル経由のインターネット普及が多くの国で進んでいる。デジタル決済・フィンテックの浸透度と合わせて、市場のデジタル化水準の参考指標として活用できる。
人間開発指数(HDI)
UNDP
2025年版
0.668
135位/193カ国中
人的資源・教育水準・保健環境を総合した人間開発の指標。スコアが高いほど人材確保・労働力の質が高い傾向にある。採用・組織構築の計画策定に参考とすること。
04税制・送金の実務壁
法人税率(標準)
22%
VAT(付加価値税)
15%(標準税率)
源泉税(配当・非居住者)
20%(非居住者への配当)※租税条約なし
租税条約なし。軽減措置なし。
利益送金LOW
外貨規制MEDIUM
資本取引規制HIGH
配当送金の実務MEDIUM

AKI — 税制・送金の実態

法人税22%・VAT15%・源泉税20%(租税条約なし)と、源泉税率は相対的に高い。ただし、ユーロペッグにより外貨規制は「低〜中程度」で、利益送金は「比較的容易」な部類に入る。配当送金の実務上の壁は中程度で、書類要件はあるが深刻な障壁ではない。資本移動の規制は存在するが、島嶼観光国として外資誘致姿勢は積極的で、実務上の予測可能性は高い。

05実務情報
タイムゾーンUTC-1(日本との時差: −10時間)※サマータイムなし
電圧・プラグ形状220V/50Hz、Type C(丸2ピン)・Type F(丸2ピン+接地)
国際電話国番号+238
主要空港(IATA)RAI(ネルソン・マンデラ国際空港:プライア)/SID(アミルカル・カブラル国際空港:サル島)
運転ルール右側通行
日本人学校なし
06AKIの見立て

日本企業にとってのカーボベルデ — 2025年時点の評価

腐敗認識指数62点(35位)はアフリカで最も清廉な国の一つで、経済自由度・民主主義・法の支配においてサブサハラアフリカで際立つ評価を持つ。電力アクセス率98.6%・危険情報レベル1と生活・ビジネス環境は安定している。HDI 0.668(135位)で人材水準も中程度以上。

ただし人口約60万人の小市場・島嶼国という地理的制約から、大規模製造業や資源ビジネスには不向き。観光・IT・金融サービス・水産業における投資機会が中心。西アフリカ進出の地域拠点・テスト市場としてではなく、セクター特化型の参入が適切な戦略となる。

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