アフリカで起業・事業展開する日本人起業家をまとめています。農業・フィンテック・アパレル・コーヒー・チョコレート・EV・コンサルティングまで、現地に根ざした多様なビジネスを展開する日本人の挑戦を紹介します。
👤 本記事で紹介する起業家(全8名)
| 氏名 | 事業・ブランド | 国 | 分野 |
|---|---|---|---|
| 佐藤 芳之 | ケニア・ナッツ・カンパニー | ケニア | 農業 |
| 小林 嶺司 | HAKKI AFRICA | ケニア | フィンテック |
| 河野 リエ | RAHA KENYA | ケニア | アパレル |
| 横山 裕司 | AXCEL AFRICA | ケニア | コンサル |
| 原田 桃子 | ルワンダ・ナッツ・カンパニー | ルワンダ | 農業 |
| José. 川島 良彰 | 株式会社ミカフェート | ルワンダ他 | コーヒー |
| 田口 愛 | MAAHA Chocolate | ガーナ | チョコレート |
| 佐々木 裕馬 | Dodai | エチオピア | EV・モビリティ |
ケニアで挑む日本人起業家
ケニア・ナッツ・カンパニー:佐藤 芳之
1972年にケニアで起業した佐藤芳之氏は、マカダミアナッツ・カシューナッツ生産からケニア・ナッツ・カンパニーを世界5大マカダミアナッツ企業の一つに育て上げました。最盛期は4,000人の社員・8,000エーカーの農地を擁し、2008年にケニア人パートナーへ譲渡。その後はルワンダで微生物を活用した公衆衛生・肥料事業(Organic Solutions Rwanda)を立ち上げました。2023年にはルワンダの約200haのマカダミア農場が収穫本格化し、タンザニアのンゴロンゴロ自然保護区に隣接する約1,760haの農場も引き継ぐなど、80代の現在も現役で事業拡大を続けています。
HAKKI AFRICA:小林 嶺司
神奈川県出身の小林嶺司氏は、47カ国バックパッカー旅行・複数の起業経験を経て2019年にケニアでHAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)を設立しました。タクシードライバー向けに車両購入資金を融資するマイクロファイナンス事業で、独自の与信スコアリングシステムを構築しています。設立から3期連続黒字を達成し、2024年にはシリーズCラウンドで27億円を調達(累計49億円)。ケニアから南アフリカ・インドへも展開を開始しています。
RAHA KENYA:河野 リエ
2018年にケニアで立ち上げたRAHA KENYA(ラハケニア)は、「一歩踏み出すきっかけを」をコンセプトにしたアフリカ布使用のアパレルブランドです。ケニアならではのエネルギッシュで鮮やかなプリント生地を使ったレディース・メンズ・ベビーアイテムを展開。現地ゲストハウス運営や体験型プログラムも手がけています。
AXCEL AFRICA:横山 裕司
証券会社を退職後、JICA海外協力隊としてケニアに渡った横山裕司氏が2022年に設立した株式会社AXCEL AFRICA。日系企業のアフリカ進出コンサルティング・現地研修プログラム・コミュニティ運営の3本柱で展開し、年間60名以上を研修プログラムで受け入れています。
ルワンダで挑む日本人起業家
ルワンダ・ナッツ・カンパニー:原田 桃子
リクルート出身の原田桃子氏が2012年に創業したRwanda Nut Company Ltd.(ルワンダ・ナッツ・カンパニー)。社員350人を抱え、農村各地のモデル農園でマカダミアナッツを生産・加工・輸出しています。コーヒー・紅茶に次ぐ「第三の輸出産業」を目指す取り組みは、国連農業開発基金(IFAD)と日本農林水産省(MAFF)の支援も受けています。
株式会社ミカフェート:José. 川島 良彰
「コーヒーハンター」として知られるJosé. 川島良彰氏が2008年に設立した株式会社ミカフェート。ルワンダをはじめ世界各地の農園を直接訪問し最高品質のコーヒー豆を発掘・調達しています。「生産者の市場を作り維持すること」を使命に掲げ、産地から1杯のカップまで全工程にこだわっています。コーヒーはミカフェートオンラインストアから購入できます。
ガーナで挑む日本人起業家
MAAHA Chocolate:田口 愛
19歳で単身ガーナに渡り2020年にMAAHA Chocolate(マーハ チョコレート)を立ち上げた田口愛氏。カカオ生産国でありながらチョコレート産業が未発達なガーナで現地バリューチェーン構築に取り組んでいます。2024年9月のクラウドファンディングで目標300万円を達成しガーナにチョコレート工場を建設。奨学金設立・マラリア薬配布など社会貢献活動も行い、2024年11月にリブランディングも実施しています。
エチオピアで挑む日本人起業家
Dodai:佐々木 裕馬
Uber Japan元営業本部長・電動キックボードLuup元副社長を経て、2021年にエチオピアでDodai(ドダイ)を設立した佐々木裕馬氏。アジスアベバを拠点にギグワーカー向け電動二輪車の現地組み立て・販売を展開しています。2024年にシリーズAで4.5億円を調達(累計7.5億円)し、武蔵精密工業とも協業。アフリカの都市交通インフラ変革を目指しています。
※本記事の情報は公開情報をもとにまとめています。各事業の詳細・最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
